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 ▼ 時間貸し営業駐車場

 街の中心部ではよく「駐車1時間 ○○円」と書かれた駐車場の営業看板を見かけます。
文字通り一般利用客に時間単価で貸し出す営業駐車場です。狭義でいえば営業駐車場とは一般的にこの「時間貸し営業駐車場」を指します。小規模駐車場を除いて、駐車の用に供する面積が500㎡以上の時間貸し営業駐車場は、「不特定多数の一般利用客」を相手にしますので駐車場法の分類上は
一般公共の用に供する駐車場 > 路外駐車場 > 届出駐車場
に属します。
時間貸し営業駐車場
時間貸し営業駐車場
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時間貸し営業駐車場
時間貸し営業駐車場
時間貸し営業駐車場

 

 時間貸し営業駐車場は一般利用客がいなければ営業が成り立ちませんから、特殊な例を除いて 市街中心部や集客施設の近く、駅前等に立地は限られます。 自ずと周囲の道路環境は人通りや交通量が多いということになります。 従いまして、駐車場の出入り口は「道路交通法」の規制を受けるのはもちろんのこと、安全対策は十分に取られている必要があります。 また、利用客は同じ駐車場なら、「入りやすく、出やすい駐車場」 を選ぶ(当然のことながら)という大鉄則があります。 駐車場を計画する際、一番目の検討材料は収容台数ですが、出入口というのは集客効率に最も重要な項目であることを考え合わせれば、駐車場出入口のレイアウト・安全対策の検討は十分為される必要性があるのです。

 

★ 駐車場出入り口の安全対策

カーブミラー
パトライト
空き表示
カーブミラー
パトライト
空き表示

交差点の測端または曲がり角から5m以内、横断歩道の測端から5m以内に駐車場の出入り口を設けることはできません。
(これは営業駐車場に限らず、駐車の用に供する部分の面積が500㎡を超える全ての駐車場に適用。)
*駐車台数ではなく500㎡という面積について規制をかけられています。地型、駐車スペースの取り方や車路のレイアウトによって大きく違ってきますが、概ね駐車台数15台前後からこの規制を受けるものとお考え下さい。

 

一昔前は、時間貸し営業駐車場といえば、営業時間内は管理人・誘導員が常駐するのが一般的でした。 いまは、小規模コインパーキングから始まって、立体駐車場・平面駐車場を問わず無人の駐車施設が急増しています。

① コインパーキング(フラップ装置)の場合

入庫時:

空き駐車スペースに駐車→ 駐車時(フラップバー上昇・固定)  出庫時: 料金精算器にて料金精算 → フラップバー下降 → 出庫

② バーゲート方式の場合

入庫時:

入口で発券機にてチケット受領(発券ボタンを押す機種もあり)→ バー上昇 → 空き駐車スペースに入庫

出庫時:

料金精算器にて事前精算→ ゲート前 → 精算済みチケットを出口精算器へ → バー上昇 → 出庫
(事前精算器のない駐車場は直接出口精算器で精算する)
といったところでしょうか。 収容台数の多い自走式立体駐車場でも、バーゲート、チケット精算方式であれば、入庫時・出庫時のドライバーの動作方法は同等です。

 

 無人式の場合の最大のメリットは365日24時間営業が可能であるということです。 有人でありながら24時間営業をしている駐車場施設もありますが、その殆どは大型駐車場(500台収容規模以上)であり、中小規模の駐車場では人件費等コストが嵩むだけで、24時間営業は実質的に不可能です。

 

 それと、金銭の出し入れに人が介在することなく、日報・月報も機械任せで作成できるという、セキュリティ面でのメリットも併せ持っています。 人がやることは、機械が弾き出した収入合計と金庫ボックスの中の金銭の集計合わせだけです。

 

※ 実際は、機器類のメンテナンス、つり銭補充、レシートのロールペーパーやインクリボン等の消耗品補充、精算器からの金銭回収、駐車場内清掃など、いろいろとやることはありますが。

 

今後も時間貸し営業駐車場に占める無人管理駐車場の比率は増加の一途を辿りそうです。